この時期杉の木が茶色く見えるが、枯れているわけではなく花の色なのだ。
一つ一つはパイナップルのような形状をしていて、内部に花粉を蓄えている。
気温が上昇すると松かさのように実が開き、花粉を放出する。
その後枝から実が外れて地面に落ちる。
この実は種の集合体だそうで、バラバラにすると1粒の種になる。
それを植えると芽が出るらしい。
山の中には勝手に生え始めた杉や檜があるのだが、こうして杉の木は増えていくのだろう。
この時期に強い風が吹くと花粉が飛んで空が黄色っぽくなる。
車にも花粉が積もり、黄砂のあとのような感じになる。
洗車してもまたすぐ花粉が積もってしまうので、しばらくは我慢するしかない。
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