赤い線と青い線の最も離れている場所が3m位である。
平坦な場所に柵線を張る場合は地面と柵線のクリアランスが一定になる。
しかし山なので、地面の高さがマチマチで柵線と地面の隙間が広かったり狭かったりする。
柵線は鹿がくぐってはダメだし、飛び越えてもいけない。
一番下の線の高さは地面から30cm程度が良いとされ、一番上の線の高さは1.5m程度必要だという。
地面から30cmはかなり低いのだが、子鹿は小さいので通り抜けようとするのかも。
ウチの場合は地面に近いところは30cm位だが、離れている場所では50cm以上だ。
隙間が広くなると子鹿が入ってきそうなので、地面が低くなっている場所にポールを立てて柵線を追加する。
基本的に柵線は4段なのだが、地面が低くなっているところは5段だ。
購入した線が残っていたので、柵線は全て新しいアルミ線を使った。
古い線や鹿に切られた線は捨てていたのだが、最近は捨てずにとってある。
アルミ線は加工性が良く錆びないので、石積みの時に使ったり、植木を抑えるのに使ったりと活躍の場が多いのだ。
このアルミ線は500mのもので、安売りされていたものを買った。
今買うと8千円位しているが、リールには2,980円の値札が付いていた。
もしかしたらそこから更に割引になっていたかも。
電気柵の延長距離は少し長くなったが、柵線電圧に変化はなかった。
雨が降ってもさほど電圧が落ちなくなったのは、グラスファイバーのポールを廃したからか?
以前はウインドサーフィン用のマストを使っていた。
これはグラスファイバーで出来ていて、長さ方向にはかなり強度がある。
3.6kgのハンマーで地面に打ち込んでいける。
これに柵線を直接巻き付けていたのだが、汚れなどで絶縁が悪化していたのかも知れない。
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