ARPUが下がった理由

2.jpg
楽天モバイルのARPUは60円も下がってしまった。
三木谷氏は「法人の携帯が入った影響がかなり大きい」とした。
法人契約ではデータ使用量が少ないので、自ずと料金も下がってしまうと言う事だ。
しかし年頭の挨拶で三木谷氏は「他キャリアと法人契約をしている会社では3GBや10GBというプランが多いようだが、それでは容量が足りないという声を聞く。」と語っている。
どちらが本当なのか?どちらも嘘なのか?
ちなみに法人サービス開始後も、2期の間はARPUは上昇していた。

契約者数が増えればARPUが下がるのは、法人需要の影響ばかりではない。
総務省のデータによれば、全体の66%の人は月間データ使用量が5GB以下である。
MM総研の調査でも、全体の半数は月間データ使用量が3GB以下となっている。

現在の楽天のARPUは1,986円だ。
これはほぼ3GB〜20GB使用時の料金レンジに相当する。
ここから加入者が増加しても、データ使用量が同程度であればARPUは下がらない。
加入者が2倍になったとして、その増加加入者の半数の人のデータ使用量が3GB以下だったとすると、ARPUは1,760円位まで下がってくる。
実際にはオプションの押し売り効果も加味すればそこまでは下がらないとも思えるが、いずれにしても下がる。

各社ARPUは、ドコモが4,000円、auが3,960円、ソフトバンクが3,750円(2023年末)となっている。
2023年Q1と比較して、各社とも若干上昇しているのは実質値上げなどの影響だ。
三木谷氏の言うように、経営的にはARPUが3千円程度ないと厳しいと思う。
ソフトバンクは3,750円でも赤字なのだ。
しかし楽天モバイルの場合は、価格のリミットまで全員が使っても3千円を少し超える程度にしかならない。

加入者増は喜ばしいことだが、設備投資をギリギリまで抑制している現状では、加入者数の増加に処理が追いつかなくなる。
ソフトウエア制御は加入者数の増大に応じて、逐次サーバを増やしていく必要がある。
加入者はタダで収容できるわけではないからで、ランニングコストは当然増大する。

三木谷氏が家族割りの宣伝をXで行っているのだとか。
三木谷氏は以前に、ニュースは見ない、ネットは見ないと言っていた。
これって正確には、都合の悪いニュースは見ない、ネットは見ないと言ったがPostしないとは言っていない、って事かな。
孫さんはネットによる情報収集に積極的で、Twitterのフォロワー水増しのために大量のアカウントを従業員に作らせた(フォロワーの多くがにわかアカウントだった)と言われた。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 電子工作へ
にほんブログ村

この記事へのコメント