石積みは際限がない

コンクリートブロック積みから始まり、今年はずいぶん石を積んだ。
家に近い側にコンクリート板を並べる作業で終了かなと思ったのだが、コンクリートブロック積みの資材運びで階段が壊れてきたりして、そこを直したりし始めた。
一カ所を直すと次はここみたいに直したいところが増えて行く。
ウインドサーフィンのボードで作った土留め付近は、特に石を積む必要もなかった。
すぐ壊れるような感じでもなかったが、見栄え的に石にした方が良いかな位の工事だ。

むしろ斜面に新たな土留めを作った方が実用的なのだが、土留めを作るのは大変だ。
それに比較すると石積みは毎日少しずつ出来るし、途中で放置してもなんと言う事はない。
コンクリートブロック積みは、基礎部分を作るために掘った溝が埋まるとか、キリの良いところまで作業をしないとやめにくいなどもある。
なのである程度出来上がるまでは毎日作業した方が良くて、それが気持ち的に負担になった。

とは言っても土留めを作るには、形の決まっているコンクリートブロックの方が良いとは思う。
強度も出しやすいし、四角いものなので積むこと自体は簡単だ。
まっすぐ積むのは難しいけど。

一度で広い面積をカバー出来る点でコンクリート板も使いやすい。
30cm×1mのもので1.5千円位なので、価格的にはコンクリートブロックの数倍になる。
重さは約28kgなので、一人で持てないことはないが運ぶのは大変だ。
鉄筋入りなので強度は高いと思う。
穴が空いていれば、そこにUボルトを突っ込んで単管に固定出来るのに、なんて思った。

暑い時期はとてもではないが作業が出来ないし、暑さだけではなく草と虫が障害になる。
山で見かけたことはないが、家の近くでは蛇も見た。
そろそろ虫も出てくる頃で、既に毛虫みたいなものが木の枝にぶら下がっていた。
刺されると結構腫れる虫もいるので、暑い中でも長袖を着なければいけない。

家の近くのコンクリート板積みはほぼ完了しているが、もう少し砂が必要だ。
運ぶだけの話なのだが、とにかく重いので気が乗らない。
それが終わったら、今年の石積み作業はこれでいいかな。


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