未だカネが足りないのか

1.jpg
楽天は銀行株を追加で売却する。
持ち株比率は49%に低下するが、連結子会社を維持するそうだ。
連結子会社を維持しないと、決算データが更に悪く見えてしまう。
売却により700億円程度が入ってくる模様で、これまでの調達額は6千億円程度になると書かれている。
来年と再来年には8千億円の償還が控えている。
加入者数は増えているようではあるが、モバイル事業が黒字になるほどにはなっていない。
更に加入者数を増やすためには加入者獲得費用を積まなければいけないが、悲しいかなカネがない。

楽天カードにしても1枚発行するのに5千円〜8千円のポイントを付けた。
発行数が頭打ちになると、2枚目のカードを作るとポイントをあげるよと言って2枚持ちを増やした。
これによってシェアトップになったとMMDは言っているが、楽天カードを使っている一は街では見かけないなぁ。
発行枚数と利用回数には乖離があるし、楽天Edyなどもばらまきによって発行数はものすごく多いが、利用数は他のカードに遠く及ばない。
クレジットカードでは、スーパーやデパートなどの販売店系などのカードを使う人が多い感じがする。
ポイント付与率だとか○○無料サービスが付くとかで、ポイントよりもメリットが見えやすいのかも。

東海道新幹線内では余り使えないとのレポートがあった。
新幹線エリアはローミングではないのかな。
回線が切れてしまう訳ではないが、データが流れなくなるなど不安定だったそうだ。
ローミングと楽天回線が頻繁に切り替わったのか?
せっかく割り当てを受けた700MHz帯でのエリア作りもなかなか難しそうだし、停滞の時は未だしばらく続きそうだ。

三木谷氏は資金繰りに関して「問題ない」を繰り返していたそうだが、問題だらけのように見える。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 電子工作へ
にほんブログ村

この記事へのコメント

  • nas

    当初には約700億円と言われた売り出し総額ですが
    続落して約606億円で売り出し開始だそうで
    先月末には楽天モバイルが600万回線(MVNO込み)と
    好調さをアピールしていましたが8千億円の償還は大変そう
    次はどこを売るんでしょうね
    2023年12月08日 01:22