人件費のかかることに対して対価を求めるのは間違ってはいないわけだが、自ら提供するサービスに対しての課金は他の業界ではあまり見られない。
例えば書店に行って本を探してもらうのは無料である。
しかし携帯電話ショップ風な考えだと、本を探すには3,850円かかりますがよろしいでしょうかとなる。
保険屋に行って自賠責の住所を変更するとする。
(変更しなくても自賠責が無効になることはない)
これは無料でやってもらえるのだが、携帯電話の住所変更は3,850円だ。
何かをしようとすると3,850円がかかるので、決して安くはない。
スマートフォンは安売りしますよ、その代わり事務手数料は値上げしますよみたいなものか。
これってゴチャゴチャ言わずに、本人確認手数料3,850円とすれば事業者は儲かる。
解約違約金は値上げ出来ないが、解約に際しての本人確認には金がかかりますよとする。
大抵の手続きには本人確認が必要になる訳で、故障の問い合わせ時にも本人確認が必要な場合もある。
少なくともドコモの場合は、ドコモショップでなければ手続きの出来ない事がある。
私が手続きした時は無料だったが、今後有料化されるかも知れない。
先日書いたが謎の頭金が復活傾向にあること、不要なアクセサリを売りつけてローンを組ませることなど規制が必要だ。
従来移動体通信事業者やその関連販売店の信頼性は高かった。
まさか欺されるなどとは思わず、ショップの店員の言う通りに契約したものだ。
しかしその流れはソフトバンクの参入で大きく変わった。
騙しが当たり前の世界ができあがり、悪に駆逐される善は悪へと姿を変えたのである。
ドコモは請求書の発行手数料も値上げする。
今はどうか分からないというか、そもそもソフトバンクの無料回線は無くなったのかな?
一時期ソフトバンクは加入者水増しのために、無料回線を契約させていた。
無料回線は無料なので回線契約に対するお金はかからない。
しかし手続きをしないと請求書の郵送になっているものがあり、請求書発行費用がかかる。
契約者はタダだと思っているので請求書を見ないで捨てる。
すると請求書発行手数料が毎月加算されて、結構な額になるというもの。
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