血中酸素飽和度

1.jpg
以前にも買い換えなくてはいけないなと書いたのだが、実は未だそのままである。
有機ELの表示器はすっかり暗くなり、肉眼では確認が出来ない。
でもデジカメで撮れば何とかなるし、という感じでたまに使っている。

有機ELのものは寿命が短いのか、それとも今は改善されているのだろうか。
有機ELでも車に付けているレーダ探知機のディスプレイは大丈夫だし、製品によるのかな。
液晶表示器のパルスオキシメータなら寿命は長そうだ。
中華説明書にはLEDもLCDもELも、何でもLCDと書かれているみたいなものもある。

市販されているパルスオキシメータは医療機器認証を取得したものとそうでないものがある。
医療機器認証番号はこちらで検索できる。
Amazonで売られているものの中には適当な番号(明らかに他のモデルの番号)が書かれているものもある。
また認定を受けた機器に似せた、いわゆる偽物もある。

認証を取っていないものは安価で、見つけた中で最も安いのは約5百円だった。
こういうものを買ってみたくなるんだよなぁ、本当に測っているのか?数字決め打ちなのか。
中華スマートウォッチなど、ボタンを押すと緑や赤のLEDが点灯するものの、脈拍やSPO2は適当な値がランダムに出るだけ、なんてものが多い。

送料無料1,000円で売られている「はかるくん」は販売量も多く、ある意味有名な品だとか。
これは数値が安定しないと書かれていた。
電源を入れてしばらく待てば安定するとか、寒いと使えなくなるとか、色々あるらしい。
極限までのコストダウンで安定度だとか信頼性が犠牲になっていると言う事か。

精度は(JISでは)±2%以内とされていて、医療機器認証でもこれが要求される。
しかし、では何を基準にするかというとこれが難しい。
COオキシメータ(複数波長の光源の血液による吸収率を測るもの)の精度が1%以内とされるので、それを基準器にするしかない。
中華オキシメータでは、市販のオキシメータと表示を合わせる程度の"調整"がされているそうだ。

で、何を買ったかというとこれである。
まあどれも似たようなもので、一応認証は取っているから極端におかしな数字は出ないだろうと言う事で。
購入価格は千円分のクーポン(本日まで)があり、2,999円だった。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 電子工作へ
にほんブログ村

この記事へのコメント