戦車のサスペンション

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TVで戦車の走行シーンが映されていて、履帯というのかな、いわゆるキャタピラが意外に良く接地しているなと思った。
多少のでこぼこがあっても転輪が上下動して接地性を確保している。
サスペンションなど付いていないリジッド構造かと思ったら違った。

転輪は上下に動かなければいけない訳で、構造はいったいどうなっているのだろう。
強度の確保もあるし、車幅方向にアームを付けるとサスペンションストロークでトレッドが変わってしまうのでダメだ。
と思いながらいくつかの写真などを見てみると、ストロークでホイールベースが変わるものだった。
転輪同士の隙間があるので、サスペンションがストロークしてホイールベースが変わっても大丈夫なのだ。

任意の姿勢変化を与えられる戦車もあり、この場合はアームの軸を回す方向で動かせば良い事になる。
旋回時に起動輪をステアするものもあった。
たぶん履帯との抵抗を軽減するためだと思う。

10式戦車は44tの戦車を70km/hで走らせる事が出来る。
トラックの総重量が25t以下だから、相当重い乗り物だ。

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