SIMロックに反対し、楽天が使う1.7GHz帯非対応のスマートフォンは販売すべきではないと声を荒げた三木谷氏だが…
Rakuten Turbo 5Gはその1.7GHz帯とn77にしか対応しないという、素晴らしい仕様になっている。
ちなみにn77はauとソフトバンクが使っているが、そもそもRakuten Turbo 5GにはAPN設定項すらないので楽天ターボ契約外では使えない。
勿論UN-LIMITのSIMを入れても使えない。
楽天に問い合わせると以下の、訳の分からない回答がくる。
「Rakuten Turbo 5GにSIMロックの処理は施されておりませんが、他のSIMカードはご利用いただけません。」
楽天モバイルはミリ波も使っているが、Rakuten Turbo 5Gは非対応だ。
まあ5Gのエリア自体も狭いので、ミリ波は実質的には使えませんよと言う事か。
普通の人は楽天ターボは契約しないだろう。
UN-LIMITを契約した方が安いし、モバイルルータは普通のSIMフリー品が使える。
ただし楽天ターボとの差別化と言う事で、UN-LIMITの"制限"が復活する可能性もある。
現在は加入者が少ないので余裕が出ている可能性もあるが、今後加入者が増えればトラフィックは厳しくなる。
4月になると楽天にも新入社員が入ってくる。
楽天は定着率が低いので、毎年多めの人員を確保している。
入社式では三木谷氏が開口一番「一人5回線取ってくるように」と言うのだろう。
せっかくTOEIC800点を取って入ってきたのに、新入社員だからと容赦はしない。
「おまえらにだって家族や親戚はいるよな!」と凄まれれば、文句も言えなくなる。
5回線の契約が取れなければクビと、現従業員にはメールで通達がされているそうだ。
楽天は組合がないらしく、NHK党に泣きついた従業員がいるらしい。
TOEIC800点が必要な理由は不明で、10年以上前に言っていた「楽天の公用語は英語」は嘘だったらしい。
嘘というのは正確ではないかも知れないが、結局は挫折したと言う事か。
ちなみに他の企業でも部署によっては英語を使う所もあり、成功している企業もある。
楽天にしても当初三木谷氏は「英語社内公用語化は楽天にとって大きな出来事であり、それがなければ楽天は終わっていた」とまで言った。
社内の教育システムなどを充実させ、それなりの効果はあったそうだ。
では何故廃れたのか。
英語を使うと言う事はグローバルな社風を目指したのかと思いきや、実際には楽天のシステムは浪花節だったという。
結局外国人従業員も楽天文化に染まる必要があり、それが障害になったと書かれていた。
英語化には成功したが生産性の悪化など、ビジネス面では失敗だったと見る人が多い。
おそらく部署などによっても成功度合いは違うのだろうが、強引営業やspam発送に英語が要るのかどうか。

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この記事へのコメント
nas
契約可能上限数が1楽天IDに対して5回線から10回線に増やされたそうです
今だと10回線がノルマになってるのでしょうね
>ただし楽天ターボとの差別化と言う事で、UN-LIMITの"制限"が復活する可能性もある。
来年度はUN-LIMIT VIIIが登場し既契約者はそのまま逝こう(移行)でしょうか