屋外の電界強度が上がらない

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屋外にはNECの古いルータを置いている。
以前はバッファローのものを使っていたが、今はNEC製である。
バッファローのものは壊れたんだったかな。
NECのものはハードオフでタダみたいな値段で買ってきたものである。

これまではプラスチックケースの中に入れて工具箱の上に乗せておいたのだが、場所を変えてみた。
以前はHUBの代用として置いていただけで、たまに車の中でスマートフォンを使う場合にはそれの接続用に使っていた。
今は屋外にあるスマートコンセント用のAPになっているので、出来れば電界強度を上げたい。

APとスマートコンセント間の距離は6m位なのだが、直線的に見通せないので電界強度が上がらない。
スマートフォンで測ってみると-70dBm、スマートコンセントのステータスで-68dBmと弱い。
屋内のAPからの電波は更に弱いので、屋外に設置している意味はあるのだが今ひとつだ。
雨の当たる場所に置くわけにはいかないし、LANケーブルやACアダプタの線の長さもあるので自由が効かない。

内部配線などに使われている同軸ケーブル、1.48FEPは直径が1.48mmだが、これの2.4GHz帯に於ける損失は約2.5dB/mになる。
従ってこれを使い50mアンテナを延長すると125dBの損失となり、見通し距離であれば空間損失の約75dBよりも大きくなる。
まあ、そんな細い同軸で50mも延長する事はないけど。

コネクタ付き延長ケーブルは売られていて、同軸ケーブルはRG174と記載されている。
RG174は約1.3dB/mの損失(2.5GHz)なので、10mの延長ケーブルによる損失は約13dBになる。

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