写真では分かりにくいのだが、ガラス面にカルシウムやマグネシウムと思われるものの付着があった。
スキマーの排水溝に近い部分に付着が多かったので、気泡と共に沈殿物がガラス面に付着した感じだ。
トロロ藻退治は色々やってきた。
浮遊しやすいトロロ藻はヤドカリを大量に投入すると何とかなる。
しかし吸い出せないもの、ライブロックなどにくっついているものは厄介だ。
フルコナゾールで枯らすことは出来ても再発した。
リセットしても再発した。
全て新しいものに取り替えてしまえば良いのだろうが、そうでない限りどこかに藻の元は残っている。
また珊瑚などを購入すれば、それに藻(の元)が付着している。
こうしたどうにもならない藻類の蓄積は、オールドタンクシンドロームの一つとする傾向がある。
ようするに何も出来なくなった状態、それは新たに立ち上げ直すしか方法はないよとの諦めの言葉なのだ。
では全部新しく出来るのかと言われると、生体を捨てることは出来ない。
飼育上の問題で死んでしまうのは避けられない事だとしても、生きているものを殺す事は出来ない。
それが小さな貝だったとしても、例えばそれを食べるために殺すのは許されるとしても、意味のなく殺すのは可哀想だ。
藻類は邪魔で(同じ光合成で生きていても)サンゴは大切というのは、人間の勝手なんだけど。
トロロ藻との共存と言っても、珊瑚などにも藻が付着するので放置というわけにも行かない。
だったら(横浜時代に水槽をやめたように)生体などは友人知人に譲ってしまい(トロロ藻付きだけど)、水槽をやめようか。
緑ゴケキラーは試してみるが、余り期待していないんだなぁ、実は。
フルコナゾールを入れれば何とかなる。
前回より多めに添加してみようか。
前回はNO3:PO4-Xや土壌バクテリアの添加も同時に行っていて、これによる影響があったのではないかとも思っている。
フィルタに引っかかるネバネバしたものは、藻の枯れたものもあるが、NO3:PO4-Xと土壌バクテリアから生成されたものも多かったからだ。
水槽を畳むのはいつでも出来るから、もう一度実験してみようかとも思っている。
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この記事へのコメント
ロボット好き
ずっとバクテリアで全解決しそう、とか思ってたので、意外な結末がはっきり示されたのは貴重でした。不要バクテリアってあるんですね、納得です。
水流を強めに流してみるとかありそうですが、こちらも海水槽上級者クラスタではデータあったりしそう、ではありますね。
信頼性の高い、貴重な実験に感謝です。