中華充電器は直せるか?

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壊れた中華充電器、返却は不要だとのことなので直してみる。
ただし直すよりも新品を買った方が、たぶん安い。
まずは壊れている場所を探る。
AC100Vを整流しているダイオードの片側を基板から浮かしてみると、2本が短絡していた。
2本が短絡したと言うことは、交流の半サイクルのうちに壊れた(ヒューズが溶断した)ことになる。
そこで整流用ブリッジの先をチェックする。
電解コンデンサは短絡していないが、スイッチングFETは壊れていた。
ゲートもソースもドレインも、全て短絡している。
FETのゲートドライバまで壊れているかどうかは不明だ。

FETは5N65が使われていて、これは650V/5AのNチャネルMOS FETだ。
高耐圧FETは手持ちがないので買うことにする。
何でも使えると思うのだが、秋月で何点か注文することにした。
ついでにダイオードや、在庫が減っている小信号トランジスタなども。
秋月は注文から荷着までに時間がかかる事がある。
混雑具合によると思うのだが、果たして部品はいつ来るか。

ダイオードとFETの交換で直れば良いが、ゲートドライバとかICにまで被害が及んでいたら直せない。
部品が入手出来れば直せないことはないが、価格的に考えて直すメリットはない。

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