保育士逮捕とへっぽこページ

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幼稚園児を虐待した3人の保育士が逮捕された。
速報が流れて数十分後には「【顔画像】三浦沙知,小松香織,服部理江のFacebook「優しい顔した悪魔保育士」さくら保育園虐待事件」なんてタイトルのページが作られるも、ページを見ると「顔画像は公開されていません。」と書かれている。
「○○容疑者のFacebookを特定!」しかし中身は「既に削除されているようです」みたいな。
まあ、こんなページが沢山生成される。

逮捕されたのはさくら保育園の三浦沙知(30)、小松香織(38)、服部理江(39)だ。
自分の子供が居てもおかしくはない年齢の保育士が、何故虐待(個人的には拷問だと思っている)に走ったのか。
それぞれの保育士の勤務期間は長く、暴行が常習的に行われていた可能性もある。

私は子供の頃は幼稚園に行っていたわけだが、唯一覚えているのが教室に閉じ込められたというか、教室から出して貰えなかった事だ。
理由が何だったのかは分からない(忘れてしまっている)のだが、先生が教室前方のドアを押さえ、先生が他の子供達に後ろのドアを押さえなさいと大声を出していた事を覚えている。
私がどうしたか、脱出できたのかどうかも覚えていないのだが、その時のシーンだけが記憶に残っている。

保育園や幼稚園だけではなく、介護施設などでも暴行事件は起きる。
何故事件が起きるのかは、容疑者のみが知る事だ。
逮捕された保育士は、しつけのつもりでやったと言っているらしい。
園長も「しつけの延長じゃないですけど、そこがはみだしてしまったのかなというところです」と語った。

保育士が問題なのは当然として、それを知りながら隠蔽工作を行った園長にも問題がある。
事件を公表して保護者に説明し、容疑者を警察に突き出すくらいの事は必要だったのではないのか。
裾野市の村田市長は園長に関して、犯人隠避の疑いで刑事告発する。

このあたりも今後明らかになっていくだろうが、何故3人もが異常行動を起こしたのかも不思議だ。
通常であれば抑制する力が働く訳だが、集団心理みたいなもの?
保護者によれば保育士不足から、多少問題のある人でも雇わざるを得なかったのではないかとの声もあったそうだ。

保育士とは違うが、静岡県では今年になって11人の教員が逮捕されている。
横浜市では大麻所持の教員3名が逮捕を含む懲戒免職、その他窃盗や恐喝などの事件も後を絶たない。
2018年度に於けるわいせつ行為での教員の逮捕者は282人で、教員以外の逮捕者数が1万人に1人程度であるのに対して、教員の場合は7.5千人に1人だとのデータもある。
保育士にしても教員にしても、児童の前では自分が王様になれる。
自分の命令に生徒はひれ伏すからだ。
そうした環境の中に居ると、独裁的思考が生まれてくるのだと思う。

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