晴天になり、需要が少ない時には電気が余ってしまう。
そもそも太陽光発電や風力発電は安定なものではなく、そんな事は皆分かっている。
しかしそれを強力に推し進め、その結果が今の状態だ。
太陽光発電にしても風力発電にしても、それが悪いということではなくやり方の問題だ。
太陽光発電所が稼働しなくても再エネ賦課金は取られている訳で、更に節電しろとまで言われ始める。
メガソーラ推進は、中国製の太陽電池板と韓国の事業者が儲かるだけの話ではないのか。
まあ民主党時代の話が発端だからこのあたりは推して知る、みたいな所ではある。
太陽光発電はソーラーバブルと言われるほど儲かるわけで、だったら蓄電施設を義務づける位してもいい。
樹木を伐採して蒸発散を奪うわけだから、炭酸ガス吸収量の減少と共に気温の上昇も招く。
山の木々を切ってそこを舗装してしまうのと同じようなものだ。
原発にしてもダムにしても太陽光にしても、発電事業は利権の塊だ。
発電時に炭酸ガスをほとんど排出しないという点で太陽光発電はクリーンだが、利権だ何だという点ではダークなのである。
原発再稼働論もあるのだが、原発は出力調整が難しいので出力変動の大きな太陽光発電との相性は良くない。
結局の所太陽光発電が多すぎるのだ。
国土面積に対するパネル面積世界一はダテではない。
原発なり火力や水力発電で基本電力をまかない、足りない分を太陽光でカバーするくらいでないといけない。
しかし実際はこうなんだなぁ。
経産省はメガソーラに用いられる系統用蓄電池の設置を、今年度中に認めるなどと暢気なことをいっている。
経産省は後付けによる蓄電施設に対して「こうしたビジネスモデルは、当初想定されていなかった国民負担の増大につながるため、制度上、認められない」と明確に否定していた。
ちなみに目標とする太陽光・風力発電比率は全電力供給量の19%〜20%だそうだ。
しかし東京電力管内では既に25%を超えているわけで、これは更に増えようとしている。
太陽光発電電力のピークは13時頃なのに対して、需要のピークが14時過ぎになる事も問題の一つだ。
これを解決するには蓄電システムが最有力である。
米国では2023年までに10GW分の蓄電施設がソーラ発電所に併設されるという。
日本ではソフトバンク系メガソーラーが蓄電施設の導入を何カ所かで行っている。
ただソフトバンクということもあって韓国製のLi-ionバッテリーを使う。
韓国といえばGALAXYやEVの爆発事故を思い出すわけで、安全性に疑問がある。
メガソーラー用としてはLi-ionに限らず、NAS電池なども使われている。
NAS電池は保温の問題などがあるのだが、太陽光発電や風力発電所のバッファとして使われる。
(輸出もされている)
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この記事へのコメント
レオナルドクマー
安倍になってから、中韓のメガソーラが増えたんだと認識してますが?