例えばボックス型ティッシュペーパの価格だが、同量で比較すると米国の1/3、イギリスの1/7位の価格になる。
具体的には、日本では5箱で300円くらいで売られている事が多い。
PB商品などではもっと安価だし、高級品はそれなりに高価だ。
米国でもセット売りされているものもあるとは思うのだが、スーパーでは1箱が$1〜$2で売られている。
メーカによってはボックスティッシュの希望小売価格を設定しているようで、それだと米国価格と同様になる。
まとめ売りで大幅ディスカウントという訳か。
トイレットペーパも同様で、日本では12ロール入りが400円とか500円くらいではないだろうか。
これと同じものをハワイで買おうとすると2千円以上を払わなければいけない。
ところがこうした紙類は意外に輸出されていない。
2018年頃から輸出が増えたとは言うものの、年間輸出額は3億円程度にとどまっている。
もしかすると中国製などに押されているのかも知れないのだが、現在の為替相場と日本の人件費の安さを考えれば、もっと輸出量を増やせるのではないだろうか。
以前にも書いたが、あの円高時代にそれを阻止出来なかった事で日本の一次産業は壊滅的となってしまった。
それは電子機器にも家電製品にも及ぶ事になる。
もはや工業製品大国とは言えなくなった日本に於いて、紙は売れると思うのだがダメだろうか。
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この記事へのコメント
嵩張る割に軽い。
物流関係者
で、嵩張る割に軽いので運送費の方が高くなっちゃう。
レオナルドクマー
円安だからって、トヨタが下請けから高く買うわけ無いでしょ。海外子会社からは、配当で吸い上げて税金払わないし。
一次産業の問題は、霞が関の天下り先じゃないからですよ。
特に林業は。
農は、農協と言う天下り先があるし、ひも付きの土建屋天下り対策みたいな補助金はてんこ盛りでしょ。
電子機器や家電は、無脳経営者のおかげです。
その典型が、パナとシャープの後追い投資。
時代遅れの天下り銀行の護送船団方式みたいな、幼稚園の横並び徒競走のおかげです。