そして同じように解決したんだったっけ。
プリンタは何台かあるのだが、その中のキヤノンG5030は2種類の紙が使用できる。
背面給紙とメイントレイ給紙だ。
メイントレイにはA4の用紙が入れてあり、背面には専用紙が入れてある。
専用紙にプリントするか、A4にプリントするかその都度変更するのは面倒だ。
トレイと用紙の違いのみではなく、印刷設定なども違うからだ。
なのでプリンタ設定自体を2つ作っている。
これであれば、印刷する時にプリンタを選択するだけで良い。
専用紙にプリントするためのソフトは一度プリンタを設定するとそれが保持されるので、実際にはプリンタの選択も不用になる。
まずはキヤノンの標準ドライバでインストールする。
するとWSD-xxxxxxxxポートでインストールされる。
このWSDポートはWindows固有のプロトコルで、IPアドレスなどにかかわらず通信が出来る方法とでも言えば良いだろうか。
キヤノンの標準インストールでは、1台の物理プリンタに2台の論理プリンタを作ることが出来ない。
そこでWindowsの設定からプリンタを追加するが、そうするとWSD IIPポートというものが出来る。
これで通信は出来るのだが、通信開始までに多くの時間を要してたまにタイムアウトする。
IIP(プロトコル)とはどんなものかと検索したが、IPの検索結果しか出てこなかった。
"IIP" "IIPS"とやると特発性肺線維症が検索された。
とにかく、IIPとなっているWSDポートにプリントデータを送ると遅延がかなり出るのだ。
で、結局はIPアドレスを指定(プリンタは固定IPアドレスで設定している)した。
なんか前回も同じ事をやった気がする。
これで通信開始までの遅延はなくなった。
通信開始までの遅延はなくなるが、プリントしようとするとプリンタがキャリブレーション動作?か何かを始めることがある。
こうなると最初のプリントまでに1分以上待たされることになる。
これは異常というわけではなく、仕様だ。
固定IPでIPPプロトコルを使う場合は、http://192.xxx.xxx.xxx/ipp と指定するそうだ。
今回はIPPは使っていないので、何も指定しなかった。(RAWになる)
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