いつもの採水ポイントでリン酸塩濃度を測ると、何と0.2ppmもあるではないか。
いつもと桁が違う。
そこで2番目の採水ポイントで計測してみたが、こちらも約0.1ppmと測定値を疑うほどだ。
通常0.03ppmを超えたら別の場所で採水すると決めているのだが、それどころの話ではない。
通常冬場はリン酸塩濃度の低い水が採れるのに。
この冬は連日強風注意報が出ていて風が強い。
この日もかなり波があり、水しぶきで全身ずぶ濡れみたいな感じだった。
波によってポンプがエアを吸い込んで、なかなか水が溜められなかった。
細かな砂や海藻の破片も一緒に吸い込んだ。
採水に行った時点では写真のように満天の星空だったのだが、夕方雨が降ったのか道路は濡れていた。
東の空にオリオン座も見える。
硝酸塩濃度も測ってみた。
結果はゼロ(0.5ppm位でもテスト液に色が付くので、少なくともその半分以下にはなっている)だった。
この時期海水温が低いので加温に時間がかかる。
どの位まで温度が上がったかと確認すると、中華ヒーターの一つが点灯していない。
引き上げてみると、ガラス管内部に水が入っていた。
ガラス管がバラバラに割れていたわけではないのだが、水が入れば電気分解が起きるはずだ。
電気分解が起きるとすると、基板や線の銅が溶けたかも知れない。
多少でも金属イオンが入れば生物にダメージがあるので、換水は中止して水は捨てる事にした。
リン酸塩濃度からしても使うべき水ではない。

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