これらを除去するバクテリア?か炭素源も含まれている訳だが、バクトバランス自体に硝酸やリン酸が含まれている事で、NO3:PO4-Xのような危険な状態になる可能性を下げているそうだ。
NO3:PO4-Xは水槽水の硝酸塩値を確認しながら添加する必要があり、硝酸塩が減っている状態で添加を続けると要らぬものに栄養(炭素)を与えて、白点病が蔓延したりする。
ウチではこれは2度経験しているので、余程の事が無い限りNO3:PO4-Xは使わない。
なお硝酸塩の減少には著しい効果があるが、リン酸塩は減少しなかった。
リン酸塩を減らすためには、もっと高濃度の硝酸塩のある環境でなければならない。
バクトバランスにどの程度の硝酸塩とリン酸塩が含まれているのか。
こちらのページではハンナのリン酸計測器により755ppmという数値を出している。
では他の方法で測るとどうなるか。
RedSeaの試薬で測ってみると、約60ppmという数値になった。
バクトバランスを100倍に希釈してから計測したものだ。
希釈に使用したRO/DI水のリン酸塩値がゼロに計測される事は確認済みである。
ハンナの計測法もRedSeaもモリブデン法だ。
100リットルの水槽にバクトバランスを10ml入れると、計算上のリン酸塩値は0.006ppmだけ上がる。

にほんブログ村
この記事へのコメント