実物のヴォクシーはほぼ同じデザインだが、グリルそのものは横棒が細い感じだ。
イラストはグリル感があるが、実車はフロントグリルを外したの?みたいな壊れた感がある。
現車を見て書いたかと思うようなイラストで、いや、現車を見て書いたのかな。
でもそっくりそのままだとマズいと言う事で、少し上品目に仕上げたとか。
フェンダー辺りはこのイラストの方がグラマラスだ。
ヴォクシー(かな?)はメッキのバンパー的ものが2段になっている。
テイストとしては三菱車系だ。
確か現行モデルはレクサスグリルを付けていたはずで、更にインパクトを増そうとした結果デリカ風になったと思われる。
ワンボックスカーに関しては、オラオラ感を出さなければいけない。
トヨタはグリルの角度やボンネットの高さなど、オラオラ感最優先で寸法が決まるという。
これが他社のモデルより売れる秘訣だ。
ネット上での飯能は様々だが、ワンボックスに乗っている人には概ね好評だそうだ。
ただ対人衝突安全性などの確保は大変だろうなと思う。
対人衝突時には人をボンネットに跳ね上げるのが基本だが、ワンボックスの場合はそびえ立つグリルに押されるような感じになる。
アルファードのグリルにしてもプラスチック感丸出しなのは、対人衝突安全性などを考えた結果の材質だからかも知れない。
プラスチックものは衝突時に割れ易いのだが、割れる材質のものは人体に刺さったりする。
割れにくく、塗装が出来て熱にも強い材質が必要だ。
BENZの初代Aクラスのフェンダーが樹脂だったと思うのだが、よく見ると金属パネル部分と塗装の質感が微妙に違ったりする。
日産は樹脂と鉄板部分をまとめて塗装する技術を開発した。
樹脂成形ものが増える傾向にあるが、質感を上げるのは難しい。
ランドクルーザーのレクサス版も笑ってしまうようなグリルなのだが、BMWの巨大化キドニーグリルに習えばそうなるか。
冷却を余り必要としないEVの時代に、年々巨大化するグリルは何なんだろう。
今や巨大グリルが世界のトレンドなのか。
リアは現行アルファードを模した感じだ。
売れる車に近づけるのもセオリーである。
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