米国は500億円以上の開発費をつぎ込んだが、その後開発は中止した。
従来型ミサイルと性能が余り変わらないというのがその理由らしい。
開発中のものは約16kgの重さの弾を160km飛ばせたらしい。
レールガンは相当乱暴なもので、2本のレール(電極)をショートするように弾を乗せる。
その2本の電極に強大な電流を流すと、ローレンツ力によって発射される。
構造は簡単なのだが、大きな力を得るためには大きな電食が必要になる。
そこでコンデンサに電力を蓄え、それを一気に放電させる方法を採る。
レールも弾もものすごい電流が流れるので、接触抵抗と発熱によって徐々に壊れていく。
軍事用の場合は豊富な電力が使えると思うので、コンデンサ方式ではないのかも知れない。
発射に要する電力は数十メガワットになる。
弾丸の初速は秒速2.5kmと、他の武器より速い。
小型のものなら自作出来る。
こちらはもう少し大型
これは米国で作られたものだが、スロー撮影をどうやって行ったかの方が気になる。
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この記事へのコメント
レオナルドクマー
Realist
もっともレールガンでダイナマイト弾を発射できれば
(-)x(-)=(+)
みたいな効果が出るかも知れませんが。
ともあれ、日本の税金がアメリカへの特許料支払とか、レールガン部品関連会社の在庫整理(or株価維持)とかに使われないことを祈るのみです。