更新してしまった人は元に戻せば影響はなくなるわけだが、ファクトリーリセットやFlashToolが必要だ。
更新したままだと通話が切れるなどの問題が発生するという。
通常であれば通話の不具合など致命的なバグはすぐに修正される(或いは、部分的に元に戻すためのアップデート)訳だが、Googleは今月末に直すよと暢気な構えである。
バグが度々話題に上がるAppleだってGoogleよりは対応が良いだろう。
なお通話の不具合などは12月中旬頃からレポートされていたらしい。
アップデートしないとどうなるかというと、スマートフォンがどこかに勝手に電話をかけたり、デバイスがフリーズする障害がある。
これらの問題を修正して電話での通話の途切れを我慢するか、それとも既存のバグを許容するか。
なお既存のバグの中には上り通話路が閉じてしまうものもあり、どちらにしても電話には影響がありそうだ。
Googleはバグではないと主張していた充電の遅さや指紋認証の遅さも、12月のアップデートで改善された。
PLAYからのダウンロードが無期限で停止するバグも直ると言っているが、これ(保留になったまま待たされる)はPixel6以外でも発生する。
Pixel5ではこんな記事もあった。
この誤動作に関してはPixel3の頃から起きているようだ。
GoogleのPixel Phone ヘルプには、SIMカードを抜いておけば良いと回答が付いている。
アップデートによって、何が改善されるのかの詳細が出るのは良い事だ。
ドコモなど、余程酷い事が無い限りは全体的な動作の改善の一言で済ませてしまう。
これだけのバグを惜しみもなく盛り込めるという事は、ソフトウエア周りはSAMSUNGではなくGoogleが自ら作ったのだろうか。
なおPixel6は既に700万台以上が出荷され、これはPixel5の2倍を上回るペースだそうだ。
GALAXYはS10が2500万台、最も売れなかったと言われるS21が6ヶ月間で1350万台だ。
Googleがシェアを取るには、更にモデル数を増やす必要がある。
売れ筋と言われる価格帯のモデルを加えれば、シェアランキングに名が載るかも知れない。
2021年代一四半期で見るとSAMSUNG全体で7661万台、Appleは5855万台になる。
スマートフォン全体の出荷台数は約3.8億台となっている。
今後のシェア拡大にはユーザサポートなどが必要になる。
決まっている事はやります、決まっていない事はやりませんでは中々うまく行かない。
企業全体としてみれば歯車の如く従業員が動く事が効率的ではあるが、その歯車を駆動するトップの力が無ければ歯車は回らない。
顧客対応には、Googleが最も苦手とする臨機応変さが求められる。
難関を乗り越えてGoogleに入社したが、結局辞めてしまったと書かれた記事があった。
入社までの苦労や入社試験に合格するための努力が綴られ、しかし入社後は思い抱いていた社風との違いを実感する。
自由でクリエイティブな環境を装うも、実際には機械的に作業を消化していく。
これはどの企業でも同じなのだが、欧米企業は日本企業よりも仕事に対する自由度が低い感じがする。
別の部署に行きたい時や給料に不満がある場合は、一度退職した後に再度希望の部署に就職し直した方が早いとも言われる。
にほんブログ村
この記事へのコメント