中央部が一番使われるからで、こうなると刃物を研ぐ時に刃の角度が一定ではなくなる。
なので砥石を面直し用の砥石で削って平面を出しておく必要がある。
と、分かっていても中々面倒で、どうしても使いっぱなしになってしまう。
砥石は目の粗さと硬度があり、砥石を研ぐためには研がれる砥石よりも固い砥石を使う必要がある。
なので面直し用と謳われたものは、ダイヤモンド砥石だったり炭素珪素で出来ていたりする。
炭素珪素のものは黒色や緑色で、アルミナ系(白色)のものより固い。
写真は下が中華砥石で減ってしまったもの、上の茶色のものがKING製のものだ。
最初これで削ってみたのだが、茶色の砥石が白い砥石以上に減っていく。
そこで朝日鎌用金剛砥(黒色)を使ったら、黒色砥石は殆ど減らずに白い方がどんどん削れた。
砥石を削る砥石を、刃物を研ぐ砥石と同じ場所に保管して、その場で面を修正しないといけない。
あとでやろうなどと思っていると、かなり偏摩耗が進むまで手を付けなくなってしまう。
アルミナ系やKINGの白色や茶色ものは一般的によく使われ、ステンレス包丁などは柔らかめの砥石の方が研ぎやすいそうだ。
中華砥石は目の細かさが能書き通りではなかったりするが、価格は安い。
中華砥石を手入れせずに使い、減ったら買い直すでも良さそうな気もする。
砥石を使っていると砥石に金属分がくっついて黒ずんでくる。
これも研磨用の砥石で擦ると綺麗になる。
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