運任せはダメ

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e-Sports参加者をはじめとした、プロ選手或いはハイアマチュアの世界に於いて、ゲームに於けるランダム性は悪とされるのだとか。
キャンディークラッシュに関しては何度か書いているが、これはまさに運任せである。
運と言っても完全なランダムと言う事ではなく、作られた運とでも言えば良いかもしれない。

例えば1から10迄のカードを並べるゲームがあったとする。
難易度を上げるために5のカードが出る確率を1/100にしたとすれば、その5が出るまでゲームを繰り返さないとクリア出来ない。
キャンディクラッシュなどはまさにこうした処理で、しかし失敗が連続すると5の出る確率が1/10になり、やがては1/1になる。
難しい面を楽しむ、難しいからゲーム自体をやらなくなる、その狭間の制御とも言える。

またしばらくゲームにログインしていないと、ボーナスと称する有料アイテムが貰えたりする。
決して出る事のない5のカードだが、ボーナスアイテムはその5のカード、みたいなものだ。

何故運任せが悪なのかと言えば、それは実力が反映されないからだ。
レーシングゲームでタイヤがパンクする確率があるとすれば、その確率に当たったプレイヤーは負けが決まる。
しかしそうしたランダム性を排除すると、ゲームに勝つ人はゲームプレイ時間に比例するだけみたいにも言われる。
そのゲームを繰り返しクリアすれば、自ずと上達するという事なのだ。

エンジンをオーバレブさせると、その回転数とオーバレブ回数に応じてエンジンブローが起きるとする。
それを詳細に調べて、どこまでのオーバレブが可能か、何回までのオーバレブが可能かを知れば、そのプレイヤーは強くなる。

こうなると社会人は引きこもりには勝てない。
上達速度が遅くても、時間をかけられる人こそ有利だという論だ。
勿論そうして時間をかける忍耐力みたいなものも勝負力だと言われると、いったい何が良いのかよく分からないけど。

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