これは材質的な問題で、新品の時には柔軟性があるのだが、やがてパキパキに硬化してしまう。
交換用のビニールは売られていて1,700円くらいだ。
ビニール温室一式が安売り時だと2,200円位なので、本体丸ごと買いたくなる。
しかし使えるものを解体してゴミに出すのもなぁと思い、交換用ビニールを買ってくる。
カーポートに置いてある工具箱には塩ビ系のシート(温室用と書かれて売られていたもの)をかけているのだが、これは柔軟性を保っている。
従ってビニール温室用のものは、単に材質の選択が悪いとしか思えない。
ファスナーなどがあるので汎用ビニールをかぶせておくのは不便でもあるのだが、純正品?を半年から1年で交換していくのはコスト的にも手間的にも負担になる。
このファスナー部分は縫い合わせてあるような感じなのだが、柔らかい材質だと加工が難しいのかも知れない。
写真は強い風に吹かれてビニールがバキバキに破壊された時のものだ。
前日までは多少割れる程度で済んでいたのに、翌日には写真の姿になっていた。
これまでも交換用のビニールを買い、交換して使っていたのだがキリが無い。
塩ビシート 0.1mmで検索すると、塩ビはポリエチレンなどポリ系に変換されてしまうのか。
塩化ビニールに変換してくれたら良いのに。
塩ビシート -ビニール -PPで検索すると、今度はPETに…
塩ビシートってそんなに特殊なものではなく、最近ではレジ前の飛沫防止用などで結構使われているはずなのに。
塩ビシートであれば接着が可能なのだが、ポリ系ではテープで付けば良い方だ。
元々のカバーは縫い合わせたようになっている。
そこで塩ビ系と思われる厚さ0.1mmのビニルシートを買ってきた。
菜園カットビニールという名称で、工具箱にかぶせているのと同じ材質に見える。
これをそのまま温室のフレームにかぶせるか、切り貼りして形を作るか、考えてみたい。
試しに硬質塩ビ用、つまり塩ビパイプの接着剤を塗ってみた。
多少溶けるのか?シワが寄ってわずかに発熱した。
その状態で2枚を貼り合わせて10分ほど放置、引き剥がしたら端の方は剥がれたが中央部分はくっついていた。
無理に剥がそうとするとビニールが伸びてしまう。
接着剤を多めに付けるなど工夫をすれば、硬質塩ビ用接着剤(商品名:タフダイン)で着くかも知れない。
ビニール用のホットシーラー(半田ごて的なもの)が売られているので、熱で着けるのが普通なのかも。

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この記事へのコメント
安芸区の飛びマル
幅9mですから当然普通は売ってないよね。因みに同じビニールハウスでも天井とサイドのビニールの性質も違います。
F&F
このビニール温室も、ビニールが健全な時は汚れを洗い流したり出来るのですが、硬化してしまうと触っただけでパリパリ破れてしまうのでどうしようもない感じです。