海水水槽:SwitchBotの温度計

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SwitchBotの温度計は安い。
通常価格で2千円前後、セールでは1.5千円くらいで買える。
温湿度センサはSHTC3で、これはI2Cインタフェースのインテリジェントデバイスだ。
温度精度は5℃〜60℃の範囲で±0.2℃と高く、読み出し分解能は0.01℃である。
デバイスの体積があるのでレスポンス時間は5〜30秒となっている。
湿度センサの精度は±2%で、こちらは8秒ほどで反応する。

SwitchBotの温湿度計にはSHTC3が付けられているが、FNパッケージなのでリフロー以外での付け外しは現実的ではない。
半田ごてで加熱すれば何とかなるが、センサには熱ストレスを与える事になる。
端子以外にPadが付いているので、そこも加熱しないとデバイスは外せない。

これを水温計として使うには、最低限センサを基板から外さなければいけない。
デバイスを外して移植するのは面倒だが、SHTC3モジュール(2.54mmピッチの基板実装されたもの)は200円以下で買える。
Amazonでも600円くらいだ。
SwitchBotの温湿度計のセンサに行く線をカットし、新たに購入したSHTC3モジュールに配線すれば良い。
SHTC3までの信号線はI2Cバスなので、線を付けられるPadが基板上にある。

SHTC3自体は湿度センサ付きなので、当然ながら水中では使えない。
そこで小さなケースに入れるかエポキシで固める。
湿度センサがあるので水分の含浸が検出出来そうだ。
その意味からすればエポキシで固めるより(温度平衡に達するまでのレスポンスは悪くなるが)何かケースに入れたい。

SHTC3モジュールを買ってみようか。
単価は178円で送料が150円、配達予定が来年1月となっている。
3つ注文すると送料が345円になるが、配送がePacketになって12月が配達日になる。
別の業者も同じように3つの注文だとSpecialLine-YWで12月に配達されるとある。
これを注文してみた。
入手出来たらSwitchBot温湿度計の改造をやってみる。

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