
職質から逃げた男性の乗る車が運転を誤った風な事も言われたようだ。
FNNの当初の報道では、路上駐車していたプリウスに警官が近づいた所容疑者はいきなり車を発進させたというもの。
容疑者は自宅付近でも路上駐車を繰り返していたとの話もあった。
容疑者によればリアゲートを開けようとした所車が動き出したと行っているそうだ。
そしてブレーキを踏むつもりがアクセルを踏んだために加速し、自動販売機に突っ込みながら更に前進する。
ドライバーは慌てたのか、アクセル全開のまま今度はシフトレバーをバックに入れたのか?急後退しながら付近のものをなぎ倒して、防犯カメラのポールに激突する。
更に今度は前進し、建物にぶつかって止まった。
踏み間違いしやすいペダル、どこに入っているか分からないシフトレバーなどが生んだ悲劇とも言える。
せめて、せめてブレーキペダルを踏まないとリバースに入らない仕組みがあればと思う。
ペダルオフセットも問題だ。
トヨタはシートを低くするとかシートをわずかに左に向けるなどをしているが、根本的な設計がダメなので何ともならない。
軽自動車じゃないんだから、タイヤハウスの出っ張りを少なくする事は十分可能だ。
しかしそれによる室内寸法のカタログ値が小さくなることを、トヨタは恐れた。
開発責任者は豊島浩二氏だが、重大事故多発はドライバーが悪いと言い続けているのだろうか。
シフトレバーとかペダルオフセットとか、一つ一つの影響は少ないのかも知れないが、それらが複合的に作用する自動車としては設計不良の塊みたいになっている。
高齢な方は特に、プリウスは避けてほしいものだ。
誰も事故を起こそうと思ってなどいないはずだが、プリウスの場合は誤操作を誘発しやすい部分が多々ある。
順応性の高い人ならまだしも、高齢者が安易に乗れる車ではない。
どうしてもトヨタのプリウス的な車に乗りたいのなら、アクアが良い。
アクアならスタッカードゲートになっているので、少なくともシフト操作の誤りは大きく減らすことが出来る。
ただし年式によってはプリウススタイルのものもある。
ブレーキを踏んでいるつもりでアクセルを踏むと、ドライバーはブレーキを踏んでいるのに止まらないと思うはずだ。
従ってペダルには一層力を込め、止まらないからシフトレバーをニュートラルかパーキング(パーキング位置が存在しない場合もある)に入れようとする。
しかしどこに入っているのか分からない訳で、しかも軽い力で動いてストロークも短いのでメチャクチャなことになる。
リバースに入れるにもブレーキを踏む必要が無いので、アクセル全開のまま前進と後退を切り替えられる。
Fitのシフト操作も良くないと言われていて、それはどこのポジションか分かりづらい事に加えて、シフトレスポンスが悪いのでシフトが変わったかどうかが分かりにくいためだそうだ。
ドライバーはリアゲート操作をしようとして暴走を開始したという。
突っ込んだプリウスは内部からリアゲートは開けられるタイプなのかな。
モデルによってはリアゲートを内側から開ける事は出来ない。

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