広告料が安いので収益が下がる。
収益が下がるので番組の製作コストが出しにくくなる。
高視聴率を維持しているドクターXも、予算不足で制作が危ぶまれたとか何とか。
これに対して米倉涼子さんは、ギャラを半額の400万円/1本にしても良いよと申し出たとか。
ただこれ、別の報道によれば米倉涼子さんが従来の事務所を辞め、個人事務所になったためにギャラが下がったとも言われる。
個人事務所なので貰った分がほぼそのまま収入になり、個人としての取り分は従来と変わらないらしい。
ようするに、こうした話が出るほど制作費に苦しんでいるという事だ。
ドクターXは従来は豪華な俳優陣を使ったドラマだったのだが、小籔 千豊氏ってお笑い芸人でしょ。
台詞など棒読みも良い所で、11日放送分には出なかったのかな。
野村 萬斎氏も俳優としてはどうにもこうにもだけど。
遠藤 憲一氏や西田 敏行氏も出番が少なくなった。
医師役で残っているのは勝村 政信氏くらい?
看護師役などもローコスト化が進んでいるように見える。
映画でもドラマにしてもそうなのだが、役者でその作品は良くもなるし悪くもなる。
医療施設でロケを行うのに、色々とカネがかかるらしい。
2018年当時の制作費は1本300万円、今やそれが10倍にもなるという。
ドクターXの視聴者層は高齢(テレ朝自体の視聴者層が他局より高齢との事)で、スポンサーが付きにくいそうだ。
若年層の購買欲が刺激出来なければ、広告効果が少ないと見られている。
TBSの日本沈没―希望のひと―(小松左京原作 1973年)はIP配信も行うとのことでスポンサー料が上がったという。
これにより通常のドラマよりも多くの制作費がかけられているそうだ。
日本沈没は最初の映画化以降何回も映画/ドラマ/アニメ化されている。
1973年の初映画では5億円の制作費をかけ40億円の興行収入を得た。
2006年版もヒットしたと言われるが、制作費は20億円となるも興行収入は約53億円に留まった。
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