PC版Alexaの誤動作対策

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ECHOはそうでもないのだが、PC版アレクサアプリは誤動作が多い。
以前にも書いたがノイズに弱い。
セロテープを剥がす音だとか、ものを落とした音などに反応してウエイクアップしてしまう。
ウエイクアップして何をするかというと、大抵はリマインダーを読み上げる。
リマインダーの指定時間外でも、繰り返しそのリマインダーを実行しようとする。

PC版アレクサソフトはノイズに弱いが、ECHOでそれを感じた事はない。
ECHOの場合は専用のフィルタが入っているのだと思うが、PC版ではCPU負荷の関係で実装しにくい可能性もある。
或いはECHOの制御デバイス内にはSCFか何かのハードウエアフィルタが入っているのかも。
電力消費を気にしないのであればDSPでフィルタを組めばいい話だ。

Amazonにメールで対策はないかと質問したら、詳しく話を聞きたいから電話で問い合わせろと返事が来た。
様々な状況を言葉で伝えるのは面倒なので、問い合わせてはいない。

PC用のノイズ除去フィルタアプリは色々ある。
GPUを使ったフィルタは、無調整でありながら音声以外の雑音をかなりカットしてくれる。
音声品質も殆ど劣化しない優れものなのだが、GPUボードがないと使えない。

特別なハードウエアなしに使えるノイズ抑制ソフトとしてはkrispがある。
音声品質を殆ど変えずにバックグラウンドノイズなどが抑制出来る。
設定も簡単で、インストールすれば使える状態になる。
しかし1週間あたり120分しか使用出来ないので、アレクサのように常時スタンバイしているデバイスに対して無料プランでは役に立たない。

そこでEqualizer APOを使ってみる事にした。
このソフトは別のPCで使っているので馴染みがある。
小型スピーカとアクティブウーファのつながりが悪かったので、イコライザで調整した。
このソフトはマイク側にも使える。
マイク側、スピーカ側それぞれ設定すれば両方で使える。
マイク側は300Hz〜3KHzみたいな、しかし実際に聞きながら調整すると400Hz〜5KHz位をパスさせると明瞭度が良いと感じた。
セロテープを引き出してみたり、机にものを落としてみたりしたが現時点で誤動作は起きていない。
これでしばらく様子を見てみようと思う。

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この記事へのコメント

  • こずく

    アマゾンに電話かけなくて正解だと思います。
    わたしも以前アマゾンに Alexa のことで質問をしたら詳しく話を聞きたいから電話してくれ、と言われたことがあります。
    そこまで言うのなら電話すれば質問内容等が共有されていてすんなり話が進むだろうと思って電話したら情報が共有されておらずいちから話をする必要があり、しかも担当者が Alexa 使ったことないような知識レベルでなんだかねと思いました。
    2021年11月12日 11:40