システム屋だかをどこからか雇ってきて、その人がタクトを振っているという。
実験店の意味合いの強い新横浜店では少し前から行われていたが、自動精算システムが拡大中だ。
更に仕込まれているRF IDを、テーブルの上にある状態で読み込んで更数をカウントする。
アルミ板をテーブルに敷いて、その上に皿を積み重ねたらどうなるのかななんて思ったり。
この更数カウントシステムはエラーもなく良く動作している。
従来のハンディターミナルのRF ID読み取りでは度々エラーが発生していた。
もしかして13.56MHzではなくUHF帯なのか?
と思うと野村総研のデータでは135KHz帯となっているが、これはくら寿司のシステムかも知れない。
うーん、スペアナを持って寿司を食いに行かなくては。
スシローの寿司レーンにはネタのプレートも一緒に置かれている。
あのプレートには意味があって、「イカ」のプレートの後の皿は暗黙的に「イカ」であると認識されている。
これによって皿単位でネタの種類設定をせずにレーンに乗せていく事が出来る。
それは良いとして、待ち時間の表示システムは出来が悪い。
待ち時間10分と(アプリに)表示されていたので混んでいないなと思い、でも一応予約しておこうかと再度アプリを開いたら待ち時間が90分になっていたりする。
90分も待つのは嫌だからどこかで時間を潰してからと、70分後くらいに店に行くと既に順番が過ぎている。
こうなると(混んでいる時間帯だと)更に30分くらいは待たされる羽目になる。
時間帯や曜日、人数などによって席の占有時間が異なる部分の処理が出来ていないのではないのか。
子供連れが多ければ食べるのに時間がかかるだろうし、若者が多ければ食べるのは早い。
多人数だとしゃべっている時間が長いが、一人の客のランチであればすぐに席を立つ。
地域によっても席の占有時間が異なるだろう。
店員数が少ないと片付けに時間がかかり、席が空いているのに案内出来ない事態になる。
こうした事を考えず、単に平均時間だけで処理しようとすると雑になる。
予約にしても来店でその場での発券にしても、人数を入力する。
従って人数から予想出来るグループ群は分かる。
一つのグループはひとかたまりに店に入ってくる事が多いので、画像認識でも体重測定でもすればグループ構成が予測出来る。
スシローの場合は寿司の管理だとかレーンに流す部分の開発には力が入っているが、顧客管理は余り宜しくない。

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