ルンバが壊れた

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サイドブラシモジュールが壊れたルンバを見た。
サイドブラシが回転しなくなっていた。
バラしてみると、ギアが欠けている。
ギアの欠けた原因は、ギアの軸がブレたからだ。
この欠けたギアの軸は両側とも固定されているのだが、このギアにかみ合う方にはサイドブラシが付いている。
そしてサイドブラシモジュールとギアの軸の間に、ベアリングなどはない。
サイドブラシモジュールは単体で売られているので、その写真が参考になるかも。
乳白色の軸にサイドブラシが付く。
ブルーの樹脂が筐体で、乳白色の軸との間には何もない。

この乳白色の軸にゴミなどが絡まる。
絡まると乳白色の軸はゴミによって太くなる。
するとブルーの筐体との間で摩擦が起き、ブルーの筐体が摩擦熱で徐々に溶ける。
筐体が溶けるとクリアランスが過大になり、乳白色の軸がガタガタ動くようになる。
軸が固定できなければ、当然ギアの歯はちゃんとかみ合わず、欠けが起きる。

写真は清掃しないで、分解直後に撮ったものだ。
内部にもこのようにゴミが入り込んでいる。

最初はなぜ軸にガタがあるのか分からなかった。
しかしサイドブラシを外してみると、そこにプラスチックのカスのようなものが絡まっていた。
擦って削れたという感じではなく、非常になめらかに溶けているというか穴が太くなっている。

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