楽天モバイルの楽天たるところ

5.jpg
移動体通信事業の免許が欲しくて仕方がなかった楽天は、1.7GHz帯が貰えればその周波数帯で全国が整備できると言った。
しかし1.7GHz帯が割り当てられると、今度は800MHz帯が欲しいと言い始める。
そこをマスコミに突っつかれると、(800MHz帯は)地下やビル影で使うと言い訳を始める。
まさしく楽天体質そのものという感じだ。
まあ、これに関してはソフトバンクも似たようなものなんだけど。
楽天が800MHz帯を獲得したら、次は2GHz帯が欲しいと言い始めるだろう。
800MHz帯と同じく、既存事業者のバンドを削れば再割り当てできるとか何とかで。

800MHz帯、ディジタルMCAの空き周波数を楽天に割り当てるというと、楽天はそれは要らないと言った。
国際バンドでなければダメだ、国際バンドを寄こせというのだ。
ドコモとauから周波数を奪い取り、再編して楽天に使わせろと言っている。
利用者の事を全く考えないのはソフトバンク同様である。

ならば国際バンドをあげようではないか。
700MHz帯の一部が空いているので、BAND68のサブセットでどうだ。
BAND68は698MHz-723MHz/753MHz-783MHzで55MHzのデュープレクス幅だ。
700MHz帯は無理をすれば710MHz-718MHzと765MHz-773MHzが使える。
ただし710MHz-714MHzのラジオマイクバンドを、ITSの下辺り(748MHz-755MHzのどこか)に移動する必要がある。

800MHz帯をドコモやauから奪い取るにしても、700MHz帯を使うにしても、移行によるコスト負担を求められる。
ソフトバンクが900MHz帯を獲得した時に、従来そこを使っていた無線局を移動させる必要があった。
通常はコスト負担と交渉で移行促進を行うが、ソフトバンクが実施したのは嘘と脅しだった。
早く周波数を明け渡さないと罰金を取られるぞと脅した。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 電子工作へ
にほんブログ村

この記事へのコメント