ヒノキはまっすぐ伸びていく

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杉やヒノキはまっすぐ上に伸びていく。
幹はまっすぐに、枝は横に幹から90度の角度で張り出す。
では幹の先端を切るとどうなるか。
切らなくても、風などで折れてしまったらどうなるか。

杉やヒノキの枝は幹に対してほぼ直角に張り出すのだが、先端を切ると枝は上に出てくる。
と言っても切った部分から枝はでる事が出来ないので、横に出た枝が90度向きを変えて真上に伸びるのだ。
最初は横に出た枝が曲がって上に伸びる形になっているが、生長して太くなるに従って幹と一体化するようになる。
枝は大抵は2本以上が上を向いて伸びる。
杉では数本が上に向かって伸びた木を見たし、ヒノキは2本だった。

そして十数年経ってその枝の太さが20cm近くになる頃には、90度に曲がった部分はほぼ無くなる。
ヒノキではその枝が2本くっついた状態で伸びていた。
幹が2本くっついているので、枝が出る方向に制限が出来るが、無理矢理枝が出ようとした痕跡もあった。
2本となった幹はほぼ平等に伸びていて、先端部分の高さは同じくらいだった。
たまたまこのような形になったのではないと思うのは、同じような木を複数本見たからである。

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