水が濁った(6)

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前回書いたのが12月7日、その後水の透明度は増した。
少なくとも透明度からすれば正常化したと言えるのだが、たまに沈殿物が排出されてくる。
砂のような灰色ではなく、もっと黒い物質だ。
写真は白い容器に入れた水である。
指で潰せる程度の柔らかさで、黒さからするとカーボンみたいな感じか。
と言うことを管理に報告すると、引き続き水を出しっぱなしにしてくれと言うことだった。
よって、毎日約28tの水を放出している。
11月と12月は無課金なので良いが、通常の水道料金だと月額15万円にもなる量だ。

これだけ水を流すと浄化槽の負荷は上がるのか?それとも下がるのか。
既に1週間ほど水を流しっぱなしにしている。
浄化槽を見てみると、曝気槽の水も沈殿槽の水も澄んでいた。
曝気槽の水は常に澄んでいる訳だが、沈殿槽の水も澄んでいるのが凄い。
下の方には沈殿物がある訳だが、不純物を余り含まない水は上の方を流れて曝気槽に入る。

月初めに5日ほど水を流しっぱなしにしていた時は、曝気槽は澄んでいたが沈殿槽は濁っていた。
今回は月末まで流しっぱなしにする。
少なくとも水を流しっぱなしにしていると、不純物は観測できなくなっている。

浄化槽の容量は2〜3tらしい。
一日の浄化能力は1t程度とのことなので、月間30tだ。
つまり現在は想定容量の30倍もの水を流している。
ただし汚水ではなく水道水ではあるが、塩素濃度はある。

(観賞魚の)水槽やフィルタのことを考えると、バクテリアが全部流れてしまう(或いは死んでしまう)程ではないが、バランスは崩す換水量だ。
一時的にはバクテリア不足になるのではないかと思うので、以前に購入した浄化槽用バクテリアの素を放り込んでおいた。
引き抜き清掃後なども同じような状態なので、余り気にすることはないかも知れない。

不純物対策として、水道配管の部分に60メッシュ(約220μm)のフィルタを取り付けるそうだ。
この工事が年末ギリギリの28日頃に行われると連絡があった。
コンクリートを剥がしての工事になるので、天候によっては順延だそうだ。

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