はやぶさ2とサーチエンヂン8823

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はやぶさ2は2014年12月3日に打ち上げられた。
小惑星への接近は2018年、2019年の2月にリュウグウに最初の着陸、同年11月に地球に向けてイオンエンジンの運転を開始した。
そして昨日14時頃にサンプルの入ったカプセルを切り離し、そのカプセルは本日午前3時頃に着地したはずだ。
はやぶさ2はカプセルの撮影を終えた後、再び地球から離れて11年の旅に出る。
カプセル切り離しとその撮影を終えてから化学エンジンを全噴射、地球重力圏から離れる。
カプセル切り離し時のはやぶさ2と地球の距離は約22万km、化学エンジン噴射時には290kmまで地球に近づいていたそうだ。
はやぶさ2の設計寿命は7年である。

はやぶさ2がリュウグウからサンプルを回収する時に飛び散った石状のものも、やがて地球に到達するのだそうだ。
地上に落ちてくるほど大きなものではないので、大気圏内で燃え尽きてしまう。

はやぶさ2本体に重大な障害は発生しておらず、残燃料もあるそうだ。
はやぶさ2に搭載して運ばれたロボットのミネルバ2-2は、離陸時以前から不具合が発生しておりそれが回復できないままとなった。
着陸時にはトラブルもあった。

以前書いたサーチエンヂン8823もはやぶさ2に合わせるかのように帰還したとTweetがあった。
同ページによると2007年10月21日に宇宙に向けて旅立ち、そして昨日地球に帰ってきたという。
ちなみに探査機はやぶさ(初代)は2003年に打ち上げられ、2010年にカプセルを地球に運んで燃え尽きた。

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