寒さと電解コンデンサの関係

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電解コンデンサは経年劣化で容量が減少する。
少し前の記事でNEC製のWL54TEをバラした件を書いたが、かなり高温になるこの機械に使われている電解コンデンサは大丈夫だった。
105℃品と言うこともあり、定格容量以上が測定された。
使用期間は購入→壊れるまでの3年くらいだったはずだ。
その後は常温で放置されていたので劣化も少なかったのだろう。
容量以外の他の特性が規格どおりか否かまでは調べていない。

電解コンデンサの容量減少によるトラブルの発覚は、これから気温の下がる時期に目立ってくる。
電解コンデンサの容量は温度が下がると共に減少するのがその理由だ。
電源を入れた最初はどうにも調子が悪いが、しばらくすると安定する。
こんな時には電解コンデンサの容量減少を疑う。

古い車のECU不調も寒い時期に出ることがある。
昔のトヨタ車は電解コンデンサと抵抗で時定数を作っている部分があり、電解コンデンサの容量減少でタイミングがずれる。
朝一番の始動がうまく行かないなどの旧車オーナは、ECUを加温して始動を試みると良いかも。
それでうまく行けば、ECUの電解コンデンサが原因の可能性がある。

測定器などでも、電源を入れた当初は不安定だがしばらくすると正常に戻るものがある。
使用時間の長い測定器は、内部温度はそこそこ管理されているとは言っても電解コンデンサが傷みやすい。
旧HPの測定器で電解コンデンサ不良は見たことが無いが、旧タケダ理研の測定器ではこれを経験している。

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